Column

SNSの種類と特徴

SNSとは

たろう
たろう
あなたが好きです。
僕と付き合ってください。
SNSで告白するのね(笑)
はなこ
はなこ


SNSは、ソーシャルネットワーク(Social Networking Service=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれ、交友関係を構築するWebサービスのひとつです。

人から人へ繋がり、ネットを介して会話を楽しむことができます。日記替わりに使用したり、今の気持ちや気分、ニュースや話題を発信したり、同時に写真や動画などを公開したり共有することができます。いずれも、登録無料。

増加するSNS利用者


日本国内におけるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用者(アクティブユーザー)は年々増加しており、2016年末には6,872万人に達する見込み。2015年末の国内ネットユーザーは9,943万人と推定されるが、SNS利用者はそのうちの65.3%にあたる6,488万人だった。2016年の年間純増者数は384万人となる見込みで、1ヶ月平均で約32万人の利用者が増加を続けています。(引用先/ICT総研)

ブログ(ウェブログ)も、一種のSNSと言って良いでしょう。アメーバブログ(アメブロ)などは、タレントや有名人も含め利用者数が非常に多く、情報拡散しやすいツールです。

ブログと呼ばれるものは、「日記」の傾向が強く、長文に向いています。それに比べ、SNSと呼ばれる多くのアプリは、短文メッセージ性で、書き込み文字数に制限があるものが多いことが、ブログとの違いです。

利用するユーザーの傾向、年齢層、利用シーンなどによってそれぞれの特徴が分かれています。利用者数が多いほど、不特定多数の人に広く拡散しすることが期待できます。また、パスワードなどをかけることで、限定公開、非公開にすることも可能です。

あなたは、いくつ利用していますか?有名なSNSをいくつか紹介してみます。


Twitter(ツイッター)

twitter.com
2006年7月にオブビアウス社(現:Twitter社)が開始したウェブサービス。サービス名のTwitterは英語で「さえずり・興奮」「無駄話」、または「なじる人・嘲-あざけ-る人」という意味である。(/Wiki抜粋)

ツイッターは、世界では3億人以上、日本では4,000万人以上が利用しています。ダイレクトにメッセージを送ったりすることもできます。動画や写真をアップしたり、情報をリンクし合ったりします。比較的短めなショートメッセージが特徴。移動中でも書けたり読めたり手軽に利用できるところが、ツイッターの特徴ではないでしょうか。


Facebook(フェイスブック)

facebook.com
2004年に米国の学生向けにサービスがスタートしました。その歴史が、映画化にもなり、世界的に有名なSNS。世界利用人口およそ20億人。日本国内の利用者は1,000万人強と言われています。

現在は、ツイッターに比べ比較的利用年齢層が高め。長文も書けることから、ブログ同様の傾向が多く見られます。個人アカウントを持てるほか、ビジネスやショップ用のアカウントを持つことが可能。独自のコミュニティを作ったりイベントや宣伝告知することなどに、よく利用されています。メッセンジャーと連携しており、個人やグループにメッセージも送ることができます。


Instagram(インスタグラム)

instagram.com
Instagram(インスタグラム)は、Facebookが提供している無料の写真共有アプリケーション。日本では略して「インスタ」とも呼ばれることもあります。2010年10月6日、アップルのApp Storeに登場しました。2014年2月に日本語アカウントが開設され、日本の月間アクティブユーザー数は2015年6月には810万人、2016年3月に1,200万人、同年12月に1,600万人、2017年10月に2,000万人に達しています。(/Wiki抜粋)

写真の投稿がメインのSNSとなっていて、見栄えする写真を撮ってインスタグラムに投稿したいユーザーが増加。「インスタ映え」という流行語も登場しました。


LINE(ライン)

line.me
LINEは韓国NHN株式会社(現:ネイバー株式会社)傘下の日本法人NHN Japan株式会社(現:LINE株式会社)が開発したアプリケーションソフト。

LINEは若年層から年配層まで、幅広いスマホユーザーが利用するSNSアプリです。他のSNSと比べ、家族や友人といった比較的身近で、親しい間柄でのコミュニケーション、対一での繋がりを主としているのが特徴。

NHN JapanがLINEを開発するきっかけになったのは、東日本大震災 (2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害)にありました。遠隔で、生存を確認するために、開発が進んだことは有名です。現在は、無料通話も可能で、直接会話をすることもでき、グループチャット・グループ通話という機能もあり、多数で会話をすることもできます。

また、「スタンプ」と呼ばれるユニークで豊富な画像を使ったトークも、LINEの特徴です。スタンプは、無料もありますが、個人でも手軽に作って販売することができ、趣味で楽しむ「スタンプクリエイター」も登場しました。

(※ LINEには、個人利用以外での「LINE@」というビジネス拡散用のサービスも用意されています。)


YouTube (ユーチューブ)

youtube.com
YouTube(ユーチューブ)は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンブルーノに本社を置く世界最大の動画共有サービス。Youは「あなた」、Tubeは「ブラウン管(テレビ)」という意味。(Wiki抜粋)

2005年に米国で設立され、2006年にグーグル社が買収し、日本語版は2007年に開始されました。元々は、個人が撮影・作成した面白い映像を共有して楽しむために作られたサービスでしたが、インターネット回線が快適になったこともあり、屋内外で動画再生が可能になりました。

ツイッターの会話型SNSと異なり、「動画を共有することで交流する」といったサービスです。

YouTubeの拡大化に伴い、動画を自作制作し、自身のチャンネルを持って、公開する人(ビジネス)が登場しました。YouTuber(ユーチューバー)と呼ばれるYouTubeクリエイターが増えています。※YouTuberは、2007年5月頃にYouTubeが閲覧数の多いユーザーに「YouTubeパートナープログラム」への参加を勧誘したことが始まりとされる(Wiki抜粋)

動画でサービスや商品を案内したりすることが可能となり、宣伝・コマーシャルとしてメーカーや企業が多く利用しています。

テレビ離れの時代と言われているのも、YouTubeチャンネルが豊富になったことも影響していると思われます。

YouTubeを介すと再生速度が早く、ウェブサイト内のコンテンツ内に動画を取り入れることができ、わかりやすい動画コンテンツは、急速に注目されています。また、様々な演出効果にも利用されています。

【動画を効果的に利用しているサイト】
goshu.co.jp | npoafterschool/ | strider.jp


● 全てのSNSは、パソコン(ブラウザ)からも利用することもできます。(アプリによっては、若干利用制限があったりします。)


もっとあるある?SNS


mixi (ミクシィ)

mixi.jp
2004年2月にサービス開始。日本では最も早い時期からサービスを展開しているSNSの1つ。サービス名の由来は、「mix(交流する)」と「i(人)」を組み合わせた造語で、利用者同士の交流が深まることを願って名づけられたものである。(/Wiki抜粋)


Pinterest (ピンタレスト)

pinterest.jp
2009年12月、Pinterestの開発開始。インスタグラムと同じく「写真共有アプリケーション」。お気に入りの写真を見せ合う、スクラップする、ボードに留めたりして楽しむアプリ。テーマごとに写真を整理することができます。比較的女性の利用者が多い傾向にあります。インスタと共に写真共有がブームですので、年々利用者が増加しています。


LinkedIn (リンクトイン)

linkedin.com
2003年5月のサービス開始。2018年登録メンバーは5億4千万人超。日本では200万人以上が登録しています。世界最大級のビジネスに特化したSNS。国内外で事業をされている方が、多く登録されており、ビジネスパートナーや顧客を探したりする際に活用できます。


Wantedly (ウォンテッドリー)

wantedly.com
「はたらく」を面白くするビジネスSNS
2012年2月にサービス開始。スタートアップやベンチャー界隈を中心に利用者が増え続けているビジネス型SNSです。事業拡散や求人情報に利用されています。


Tumblr (タンブラー)

tumblr.com
2007年3月1日にサービスが開始。アメリカのDavidville.incが運営する、世界中で注目のメディアミックス・ウェブログサービス。SNSを兼ね揃えたブログ色が濃いスタンスが特徴ですが、デザイン性に富んでいて、一定のファン層があります。


多様化していく
SNSの進化と変革

このように、SNSユーザー数はまだまだ増加傾向にあり、拡散性を期待し、ウェブサイトの中に、各社SNSマークを設置することが通常になっています。

多くの企業や店舗も独自のSNSを持ち、日々情報発信をしています。SNSサービスの動向は動きが激しく、将来はどのように変化していくか誰にもわかりませんが、長く広く利用されるほど価値がありますので各社は、日々調査やアップデートを行いユーザーサービスに向けて推進され続けています。


消えていくSNS

Google+は、2019年サービス終了

2019年4月2日をもって、グーグルが提供していたSNSサービスGoogle+は、サービス終了となりました。手広くサービスを展開しているグーグルも、SNSへの参戦が困難だったと見受けられます。

わたしの記憶からすると、Google+が開始された頃、すでにフェイスブックが浸透していた感がありました。開始時期に出遅れたんでしょうね。

SNSは、利用者が少なければ、意味がない。2011年12月に、Google+の宣伝タレントにAKB48をはじめとする姉妹グループが起用されたことで話題を呼びましたが、逆効果となってしまい、年齢層を超えて浸透しづらくさせてしまった原因ではないかとも言われています。

ITサービスは、技術と共に話題性・流行の移り変わりが激しく、これからの未来は誰も予測できないような、さらに新しいサービスが誕生するかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた!